新人編 ⑩サロンワークに出る前にⅤ 祝日は言えますか?
年間「国民の祝日」は言えますか?
・元旦(1月1日)
・成人の日(1月 第2月曜日)
・建国記念の日(2月11日)
・春分の日(3月21日頃)
・昭和の日(4月29日)
・憲法記念日(5月3日)
・みどりの日(5月4日)
・こどもの日(5月5日)
・海の日(7月 第3月曜日)
・敬老の日(9月 第3月曜日)
・秋分の日(9月23日頃)
・体育の日(10月 第2月曜日)
・文化の日(11月3日)
・勤労感謝の日(11月23日)
・天皇誕生日(12月23日)
※平成21年9月22日は国民の休日です。
みなさんのお仕事(理美容師)で「成人の日」には、着付け・セット・メイクなどの施術の予約が入るサロンが多くあります。その成人式には、どのサロンでも朝早くから施術を行ない、売上げも上がります。
そこで、「成人の日」に多くの予約を取ろうと試みているサロンでは、1年前から予約を取り始めています。当日(成人式)を迎える日までの計画を、お客様と一緒に考えながら相談にのっているのです。
なぜ1年ほど前からそのような動きをするのかといえば、それがサロンの年間スケジュールのひとつだからです。1年のうち、どの日にサロンの利用者が多いのか。そのことを把握する上で、祝日を知っておくことは非常に大事なことになります。
お客様のことを知ってください
お客様の生年月日がわかれば、来年度の「成人式対象者」はすぐにわかります。対象のお客様に、より満足していただけるためにも、早くから成人式当日の髪はどうするのか、お振り袖はどうするのか、といったようなことについて相談に乗ってください。このようなコミュニケーションをとっていれば、必ず失客せずにまたサロンへ来店していただけるでしょう。
他にも、結婚式、卒業式、謝恩会、入学式など、上記と同様の予約が入る機会はたくさんあります。日頃からお客様とのコミュ二ケーションを取り、お客様が現在どのような生活を過ごされているのか知ることを心がけてください。
この習慣をつけることは、後ほどあなたがスタイリストになったときに役に立ちます。その都度その都度、お客様のライフスタイルに合った提案ができるようになるのです。
祝日を意識している人は、お客様カルテに生年月日が入っていなければ、確認を取っています。ヘア・アドバイザーとしてすばらしい理美容師になるためにも、祝日の意識を試みてください。