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【クレーム対応編】クレームは怖くない!!

クレームはありがたいもの

「クレーム」という言葉を聞くと「叱られる…!」「問い詰められる…!」「イヤだ…!」など、悪いイメージが頭をよぎります。ですから、実際にサロンワークをするなかで「できればクレームは聞きたくない」と考えているスタッフが多いようです。

しかし、この章ではそのクレームに真正面から取り組みます。そうすることで「お客様のクレーム」が実際には「お客様からアドバイス」または「お客様からのお知らせ」であったということにあなたは気づくでしょう。

 

クレームがない?

お客様からのクレームがこないサロンは、逆に言えばお客様から見捨てられているのではないでしょうか?サービス業は人と人とのかかわりあい。どれだけ一流のサービスを提供していようとも、「もう少しこうしてほしい」という要望や不満を持つ人は必ず存在するのです。そしてそれを「もっとよくなってほしいから」とお店側に伝える。表現の仕方は人それぞれですが、これがクレームの根源です。
お客様のお言葉は、「サロンへの期待なんだ」と考えて、明日から前向きに取り組んでみてください。お客様からのクレームを真剣に受け止めることにより、納得していただき、次回来店につながるきっかけづくりに必ずつながっていきます。
くれぐれも「自分は悪くない!」「担当は私じゃない!」などというような態度をとらないこと。もしくは言葉を発しないことです。お客様はそんな態度や言葉に敏感に反応して、二度とそのサロンにはご来店されないでしょう。もしくは、些細なことでも大きくなり、本来必要であった以上の時間を費やすことになりかねません。丁寧かつ迅速な対応が重要になります。

 

クレームを恐れることはない

このことを頭に叩き込んだ上で「クレームの原因」⇒「クレームの対応」⇒「クレーム後のフォロー」を見直してみましょう。
よくあるクレーム対応のマズイ実例のひとつですが、何でも「先生、先生…」と経営者に頼ってしまう店長がいます。このように、店長が自力でクレームを解決できないでいると、いつまでたってもサロンは成長しないものと思ってください。何のための店長なのですか?
勇気を出して真正面から取り組めば、問題はスムーズに解決していくのです。また、時間をかければかけるほど、些細なことでも厄介なことに発展しかねません。「なぜ、このようになったのか?」ということをまず頭の中に生理して5W2H(※1)を参考に取り組んでください。

※1 5W2H
いつ(WHEN)、どこで(WHERE)、だれば(WHO)、何を(WHAT)、なぜ(WHY)、どのように(HOW)、どのくらい(HOW MUCH、HOW MANY)の頭文字をとった略称。

 

クレーム対応方法

クレームの原因

クレームが発生する3大要因

①技術ミス
②接客態度の悪さ
③カウンセリング不足

クレーム対応

クレーム対応の心構え3カ条

①逃げ腰にならないで正面から立ち向かう
②クレーム処理はするものではなく対応するもの
③後回しにしないで迅速な対応が必要

クレーム後のフォロー

クレーム後のフォローポイント3カ条

①次回来店につなげる努力
②サロンにて反省ミーティングの実行
③クレームノートに記入して同じ失敗を繰り返さない

 

BLACKリスト(Bリスト)を作成する
●全店舗統一リストを作成する。
●リストを3段階(B-1、B-2、B-3)に区分する。
・B-1⇒トラブル(技術ミス?クレーム?)があった客
 店長判断にて、今後の施術を判断する。
・B-2⇒クレームにて返金処理をした客
 今後の来店をお断りする。
・B-3⇒クレーマーにて警察へ連絡した客
 今後の来店は、絶対に断る。来店があれば、即、警察へ連絡する。
 ※パソコンにて、上記の記号が出るように設定をお願いする。
 
 
 
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