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アシスタント編 ③接客・接遇マナーⅢ 積極的に「お出迎え」

お出迎え姿勢は万全ですか?

世の中にこれだけたくさんのサロンがあるなかで、ご予約いただいて来店していただけるお客様は、何者にも代えがたい「サロンのありがたいファン!」です。

そのありがたいファンであるお客様に対して、最高の感謝の気持ちで「お出迎えの準備」はできていますか? 「お客様は勝手に来店される」、「こんなに忙しいのに、お出迎えなんて無理!」などの言葉が頭をよぎった人がいたとしたら、それはたいへんな間違いです。 「接客業の基本」は「お出迎え」と「お見送り」にあります。

お出迎えはアシスタントの仕事

もちろん担当のスタイリストがお出迎えをするのがもっとも理想的です。しかしトップ・スタイリストになれば、現実的になかなかそのような時間が取れない。レセプショニストも「本日予約されているお客様リスト(予約時間・お客様名・担当者)」を意識する必要がありますが、むしろここはアシスタントのあなたが活躍する場だと考えてください。

ガラス張りのサロンで、来店されたお客様のお姿が見えたら、アシスタントは表までお迎えにあがる。もし忙しいときでも、せめてサロンの入口のところまで行き、「○○様、いらっしゃいませ」と招き入れることができるよう、努めてください。

サロンが忙しくないときはやり、忙しくなるとやらない。こんなふうに自分たちの都合でやったりやらなかったりしてはいけません。やると決めたら必ずやる。そうやって徹底することが、ひいてはお客様からの信頼につながるのです。

予約のお客様には「お待ちしておりました」

あなたが、もし何かの記念日に食事をするとして「高級なレストラン」に予約をしたとしましょう。そう想定したとして、以下の対応はどちらがいいと思いますか?

A店:「お待ちしておりました。○○様、お席はこちらでございます…」

B店:「ここに名前を書いてください…」

A店とB店、どちらのほうがあなたは気持ちよく食事ができるでしょうか? また、次回も来てみたいと思うでしょうか?

「予約を入れる」ということは、「お待ちしておりました」というようになるのが「接客業の基本」だと思います。「理美容室は、毎日の来店人数が多いから他の業種とは違う」と考えた人は、早急に接客姿勢を見直さないといけません。大きなブラックホールに落ちてしまい、二度と上がってこられなくなってしまいますよ!

お客様の予約された「来店時間・お名前」は、朝礼でスタッフが確認しておくシステムはサロンにありますか? ないようでしたら積極的にあなたから提案してください。

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