新人編 ⑬電話接客Ⅲ 復唱してメモを取る!
電話は取っただけ上手くなる!
これが法則。お客様からの電話内容はさまざまです。同じような内容でもお客様によって異なります。しかし、電話が苦手と決めつけて他人任せにすればするほど、いつまでたっても上達はしません。
前2項(⑪、⑫)でも言いましたが、頭3行と後1行とをゆっくりと話し、「ありがとうございます」とお辞儀をすることがもっとも大事になります。そうやって好感を持たれたら、後は「言われたことをきちんとメモを取る」こと。
写真のように右利きの人であれば「右手にペン、受話器は左手」に持ち、お客様の言葉を一言一句聞き漏らさないようにメモをしっかりと書くことがポイントです。もし右手で受話器を取ってしまい、持ち替えなくてはならないようなことがあると、聞き損じの原因にもなりかねません。受話器は利き手の反対で取る。よいクセをつけてください。
電話メモ帳を作成
簡単な電話メモ帳を作成してください。お客様からの予約電話にて確認しなければいけないことを素早く聞けるようにし、また、聞き損じが出ないためにも必要です。
電話メモ帳(必要項目)
1:名前(フルネーム)
2:電話番号(携帯、連絡がつくように)
3:顧客・新規の区別(カルテ番号、会員カード番号など)
4:日時(他の予約状況を見る)
5:担当(指名があるのか?)
6:メニュー(簡単に書けるように、レ印・○印)
7:その他、注意事項
実際には、お客様が来店されてから「アレルギーがあるのかないのか」など、細かなことも聞くと思います。ですがまず予約電話をとるとき心がけるべきは「感謝の気持ち」で電話応対するということです。
最近ではフリーダイヤルなどで、通話料金がサロン持ちのところも見かけます。もしそうでなくお客様が通話料金を支払われている場合には、できるだけ簡単に内容を聞くことをお勧めします。
※予約の電話を入れていただいたお客様に対して、ご来店時に綺麗な100円玉をポチ袋に入れてわたしているサロンもあります。気持ちの問題でしょうが、「なるほど」と思ったら一度店長と相談してみてください。