toggle
[クレーム対応・クレーマー対策]お任せ下さい!橋本コンサルタンツは、「サービス業」「美容業全般」のサロン経営、人材育成のサポートを行います。

新人編 ⑦サロンワークに出る前にⅡ 「報告・連絡・相談」の重要性

「ホウ・レン・ソウ」は大事です

「ホウ・レン・ソウ」という言葉を聞いたことがありますか?

あなたがこれからサロンワークをしていくなかで、もっとも注意をしなければいけないことのひとつに、「上司への報告」があります。

そして、日々いろいろと連絡事項があります。それを聞くだけではなく、あなた自身が「上司からの連絡」を他のスタッフに伝えなければいけないこともあるでしょう。さらに、自分1人では解決できないことが起きれば、即「上司に相談」する機会も出てくるのではないでしょうか。

そこで「報告⇒連絡⇒相談(ホウ・レン・ソウ)」をしっかりと身につけてください。何も難しいことはありません。今日、あった出来事を必ず上司に報告するのです。

たとえば、お客様から予約時間の変更の電話が入ったとしましょう。すぐに担当スタイリストに報告するか、レセプショニストに報告しておけば何てことないのですが、うっかり伝えるのを忘れたり、伝言メモに記入するのを忘れて帰ったりしますと、後で大きなトラブルに発展する場合があります。

自分勝手な判断で、「この件は言わなくても知っているのでは…」と報告をしなかったり、また、報告するタイミングが遅れたりしたことで、お客様に多大な迷惑をかける場合もあります。

「報告⇒連絡」とは一体のことなのです。また、困ったことが起きたら、必ず先輩に「相談」しましょう。先輩も自分では判断できない件は、店長なり上司へ相談するはずです。くれぐれもあなた1人で解決してしまおうとしないこと。余計に問題をややこしくしてしまったり、本来解決できるはずのことが解決できなくなってしまったりします。気をつけてください。

「メモを取る習慣」

日頃から、「店長からの指示」や「先輩からのアドバイス」には、メモを取る習慣を身につけてください。サロンワーク中は、ポケットに入るぐらいの「ミニ手帳」と「3色のボールペン」を持っておけば便利です。先輩からのアドバイスなどを要点別に色分けしておけば、後で整理がしやすくなります。

また、技術の要所ポイントなどは、さらに項目別に区分けをして、レッスンなどで活用すれば効果的です。

人の話をメモに取るよいクセを身につけてください。そうすれば、上司への報告も忘れずにできますし、連絡もきちんとできるようになります。誰にも相談せずに、勝手な判断での行動だけは絶対にしないでください。

「このサロンの全スタッフのなかで、誰がもっとも“ホウ・レン・ソウ”ができているか?」と聞かれたら、「○○さんです」とあなたの名前が出るようになりましょう。

Pocket

関連記事